- 記事対象
- サービス共通
無線LANルーターの接続方法および周波数とセキュリティ対策についてご案内します。
設置方法が不明な場合は、無線LANルーターメーカーの取扱説明書をご覧いただくか、こちらをご参照ください。
SSIDと暗号化キーを使って接続する
接続したい端末によって設定方法が異なります。
端末ごとの一般的な設定方法については各項目をご参照ください。
Windows
-
Windows 11
-
- タスクバーの「ネットワークアイコン」をクリック。
- クイック設定画面が表示されるので、「Wi-Fi」欄の「>」をクリック。
- Wi-Fi画面が表示されたらスイッチをオンにする。
- リストから接続したいSSIDをクリック。
- 「自動的に接続」にチェックを入れて[接続]をクリック。
- 「ネットワークセキュリティキーの入力」に、暗号化キーを入力して[次へ]をクリック。
- 接続先SSIDの下に「接続済み」が表示されていることを確認し、ブラウザを起動後WEBサイトが表示されれば接続完了。
「接続済み」が表示されない場合はONUやホームゲートウェイ、無線LANルーターの接続状況を確認してください。
-
Windows 10
-
- タスクバーの「ネットワークアイコン」をクリック。
表示がない場合は「∧」をクリックすると表示されます。
- リストから接続したいSSIDをクリック。
リストが表示されない場合
1.「ネットワークアイコン」をクリック。
2.「ネットワークとインターネットの設定」をクリック。
3.「利用できるネットワークの表示」をクリック。
4.「Wi-Fiパネル」を色のついた状態(オン状態)にする。
- 「自動的に接続」にチェックを入れて[接続]をクリック。
- 「ネットワークセキュリティキーの入力」に、暗号化キーを入力して[次へ]をクリック。
- 「このネットワーク上の他のPCやデバイスが、このPCを検出できるようにしますか?」と表示がされたら[はい][いいえ]のいずれかをクリック(表示されない場合は次の手順へ)。
自宅や職場等信頼できるネットワークの場合は[はい]を、それ以外は[いいえ]を選択してください。
- 接続先SSIDの下に「接続済み」、Wi-FiパネルにSSIDが表示されていれば設定完了。
Wi-FiパネルにSSIDが表示されない場合はONUやホームゲートウェイ、無線LANルーターの接続状況を確認してください。
- タスクバーの「ネットワークアイコン」をクリック。
macOS
-
macOS Sequoia/Sonoma/Ventura
-
- メニューバーの「Wi-Fiメニュー」アイコンをクリックし、Wi-Fiスイッチをオンにする。
- 「Wi-Fiメニュー」の下に表示されるリストから接続したいSSIDをクリック。
- 「パスワード」入力欄に暗号化キーを入れて[接続]をクリック。
- ブラウザを起動し、WEBサイトが表示されれば接続完了。
-
macOS Monterey
-
- メニューバーの「Wi-Fiメニュー」アイコンをクリックし、Wi-Fiスイッチをオンにする。
Wi-Fiメニューが表示されない場合
1.「アップルメニュー」→「システム環境設定」をクリック。
2.「ネットワーク」をクリック。
3.画面左の「Wi-Fi」を選択し、「メニューバーにWi-Fiの状況を表示」にチェックを入れる。
4.画面左上の「閉じる」をクリック。
- 「Wi-Fiメニュー」の下に表示されるリストから接続したいSSIDをクリック。
- 「パスワード」入力欄に暗号化キーを入れて[接続]をクリック。
「このネットワークを記憶」にチェックを入れると、次回からパスワードの入力を省略できます。
- ブラウザを起動し、WEBサイトが表示されれば接続完了。
- メニューバーの「Wi-Fiメニュー」アイコンをクリックし、Wi-Fiスイッチをオンにする。
Android
- 「設定」アイコンをタップ。
- 「ネットワークとインターネット」をタップ。
- 「インターネット」をタップ。
- 「Wi-Fi」のスイッチをオンにする。
- リストから接続したいSSIDをタップ。
- 「パスワード」入力欄に暗号化キーを入れて[接続]をタップ。
- 接続先SSIDの下に「接続済み」が表示されていれば設定完了。
iOS
- 「設定」アイコンをタップ。
- 「Wi-Fi」をタップ。
- 「Wi-Fi」のスイッチをオンにする。
- リストから接続したいSSIDをタップ。
- 「パスワード」入力欄に暗号化キーを入れて[接続]をタップ。
- SSIDの横にチェックマークが入っていれば接続完了。
WPSで接続する
WPSで設定する方法は、お使いの無線LANルーターや受信する端末のメーカーによって異なります。
それぞれのメーカーサイトで確認するか、取扱説明書をご参照ください。
WPSとは
WPS(Wi-Fi Protected Setup)は、無線LANルーター(親機)と無線LAN対応端末(子機)をボタン一つで接続することができる規格のことです。
親機・子機共にWPSに対応していれば、SSIDや暗号化キーを入力することなく、簡単に無線設定を完了することができます。
なお、一部メーカーでは以下のような接続設定ボタンが用意されている場合があります。機能はWPSと同様です。
- AOSS:BUFFALO社「AirStation」についているボタン
- らくらく無線スタート:NECプラットフォームズ社「Aterm」についているボタン
無線LANの周波数とセキュリティについて
無線LANで利用できる周波数帯の比較とセキュリティ対策についてご案内します。
無線LANの周波数について
通常無線LANルーターで使用されている電波の帯域は「2.4GHz帯」と「5GHz帯」があります。
据え置き型無線LANルーターでは電波帯域によってSSIDがかわるものもあります。
以下のメリット・デメリットをご参照の上、ご利用環境に応じて使い分けてください。
2.4GHz帯
メリット |
---|
|
デメリット |
|
5GHz帯
メリット |
---|
|
デメリット |
|
屋外で5GHzで通信をすると電波法に抵触する可能性があります。
セキュリティについて
無線LANは電波を利用して通信をします。
そのためセキュリティ対策を行わないと、送受信の際の電波を傍受され情報を覗かれてしまう恐れがあります。
そこで送受信時の通信内容を暗号化し、傍受されても情報が覗けないような対策として以下の認証方式・暗号化方式があります。
認証方式の表をご参照の上、高いセキュリティレベルの設定にすることをおすすめします。
認証方式
安全性 | 認証方式 | 暗号化 |
---|---|---|
高 | WPA3-SAE (2018年) |
AES (CCMP) |
↑ | WPA2-PSK (2004年) |
|
WPA-PSK (2003年) |
TKIP | |
低 | WEP (1997年) |
WEP |