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IPoE(IPv4 over IPv6)の接続方法についてご案内します。
なお、IPoE(IPv4 over IPv6)は、ご利用開始日(工事日)に回線へ直接開通処理を行います。
そのため、接続ID/パスワードはなく、開通後は接続ID/パスワードを設定することなく利用できます。
接続方法
簡単な4ステップで設定完了です。以下の手順をご確認ください。
インターネット接続情報や接続設定の作業は必要ありません。
- IPoE(IPv4 over IPv6)対応ルーターを用意します。
対応ルーターが不明な場合は「IPoE(IPv4 over IPv6)対応ルーターの紹介」を参照してください。
- IPoE(IPv4 over IPv6)や、光回線の開通完了を待ちます。
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担当者がお伺いしない工事(開通処理)の場合
およそ昼12時頃を目安に工事が完了します。
事前にお送りしている回線終端装置(またはホームゲートウェイ)を壁面端子に接続し、電源を入れてお待ちください。LAN配線方式の場合、上記機器はありません。
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担当者がお伺いする工事の場合
事前に相談した時間帯に担当者が伺うので、工事完了をお待ちください。
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- 回線終端装置(またはホームゲートウェイ)とルーターをLANケーブルで接続します。
機器の設置順は、後述の「設置例」をご確認ください。
- 約80秒ほど待ち、ルーターのPOWERランプやWANランプ、INTERNETランプ(ACTIVEランプ)が点灯することを確認します。
インターネットのご利用が可能かをご確認ください。端末側でのWi-Fi接続設定方法についてはこちらをご確認ください。
設置例
ご利用になるサービスに該当する方をご参照ください。
ケーブルは、壁に近い方からLANポート → WANポートとなるように接続してください。
1Gサービス
excite MEC光/BB.excite Fit/BB.exciteコネクト IPoE接続プラン/BB.exciteコネクト with ドコモ光(1ギガ・IPoE)
接続順(壁から) |
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光コンセント(またはLANコンセント/モジュラージャック) |
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ONU(回線終端装置)/VDSLモデム
LAN配線方式の場合、上記機器はありません。 |
▼ |
DS-Lite(transix/クロスパス)対応ルーター |
▼ |
PC/ゲーム機等 |
接続順(壁から) | |
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光コンセント(またはLANコンセント/モジュラージャック) | |
▼ | |
ONU一体型ホームゲートウェイ または ONU/VDSLモデム + ひかり電話対応ルーター |
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▼ | ▼ |
DS-Lite(transix/クロスパス)対応ルーター | ひかり電話対応電話機 |
▼ | |
PC/ゲーム機等 |
接続順(壁から) | |
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光コンセント(またはLANコンセント/モジュラージャック) | |
▼ | |
ONU(回線終端装置)/VDSLモデム
LAN配線方式の場合、上記機器はありません。 |
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▼ | |
DS-Lite(transix/クロスパス)対応ルーター | |
▼ | ▼ |
PPPoE接続用ルーター | PC/ゲーム機等 |
▼ | |
PC/ゲーム機等 |
接続順(壁から) | ||
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光コンセント(またはLANコンセント/モジュラージャック) | ||
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ONU一体型ホームゲートウェイ または ONU/VDSLモデム + ひかり電話対応ルーター ここにPPPoE接続設定をしないこと。 |
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▼ | ▼ | |
DS-Lite(transix/クロスパス)対応ルーター | ひかり電話対応電話機 | |
▼ | ▼ | |
PPPoE接続用ルーター | PC/ゲーム機等 | |
▼ | ||
PC/ゲーム機等 |
10Gサービス
BB.excite 10G/BB.exciteコネクト IPoE接続プラン 10G/BB.exciteコネクト with ドコモ光(10ギガ)/BB.excite光 with フレッツ(10G)
接続順(壁から) |
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光コンセント |
▼ |
ONU(回線終端装置) |
▼ |
フレッツ 光クロス対応 ルーター/ホームゲートウェイ |
▼ |
PC/ゲーム機等 |
メーカーによってはルーター設定画面に「ゲートアドレス」や「AFTR名/アドレス」の項目がありますが、エキサイトでは指定しておりません。
「自動設定」のままご利用いただくか、入力不要です。
通信状態の確認
IPv6で通信できているかを確認したい場合は「IPv6 テスト」等の文言でインターネット検索、該当するサイトで接続状況をご確認ください。
また、IPv6通信の利用確認等はIPv6に対応したサイト等にてお試しください。
(例:Google、YouTube、Facebook、Instagram、Netflix等)
フレッツ 光クロス対応サービスをご利用の場合
BB.excite光 10G等(フレッツ 光クロス対応サービス)をご利用しているお客様が、レンタルルーターを使用しているにも関わらずIPv4専用サイトを閲覧できない場合、フレッツ・ジョイントによるIPv6(IPv4 over IPv6)インターネット接続機能の配信に失敗している可能性があります。
原因としては以下のようなケースが考えられます。
・フレッツ・ジョイントによる配信時間帯にホームゲートウェイの電源が入っていなかった
・利用しているレンタルルーターが対応ホームゲートウェイではない 等
その場合、再度IPv6(IPv4 over IPv6)インターネット接続機能を配信する必要があるため、エキサイトカスタマーサービスセンターへのご連絡をお願いいたします。
IPv4サイトを見れない原因・対処方法
IPv4専用のサイトを閲覧できない原因としては、以下のことが考えられます。
ルーターの設定が正しくない
ご利用のサービスによって採用されている接続方式が異なります。
そのため、ルーターの接続方法(IPアドレス取得方法)は以下をご選択ください。
1Gサービス
- 「IPv4 over IPv6(DS-Lite)」または「transix」
対象サービス:excite MEC光/BB.excite Fit/BB.exciteコネクト with ドコモ光(1ギガ・IPoE)/BB.exciteコネクト IPoE接続プラン
- 「IPv4 over IPv6(DS-Lite)」または「クロスパス」
対象サービス:BB.exciteコネクト with ドコモ光(1ギガ・IPoE)
10Gサービス(フレッツ 光クロス)
- 「IPv4 over IPv6(DS-Lite)」または「transix」
対象サービス:BB.excite光 10G/BB.exciteコネクト with ドコモ光(10ギガ)/BB.excite光 with フレッツ(10G)/BB.exciteコネクト IPoE接続プラン 10G
お使いの機種によって表記が変わります。
設定方法はルーターの取扱説明書またはメーカーサイトでご確認ください。
使用しているルーターがIPoE(IPv4 over IPv6)に対応していない
対応ルーターについては以下のページ(外部サイト)をご参照ください。
IPv6で通信できない原因・対処方法
IPv6で通信ができない原因としては、以下のことが考えられます。
通信機器に以前使用していた接続設定情報が残っている
以前PPPoE接続でインターネットをご利用されていた通信機器(ルーター、ホームゲートウェイ等)をそのまま利用する場合、通信機器内にPPPoE情報が残っているとIPoE接続ができない可能性があります。
付属の説明書やメーカーページのユーザーマニュアルに従い、PPPoE情報の削除または初期化を行った後に、ルーターの接続設定を行ってください。IPoE(IPv4 over IPv6)で接続するためには、サービスによってIPアドレス取得方法等の設定を「transix」「クロスパス」「OCNバーチャルコネクト」にする必要があります。
また、別のIPoE接続サービスを利用していた場合でも、機器によって再起動や初期化が必要となる可能性があります。
一度ルーターの再起動(ルーターの電源を切り、5分ほど待機)を行い、接続できるかをお試しください。
メーカーによってはルーター設定画面に「ゲートアドレス」や「AFTR名/アドレス」の項目がありますが、エキサイトでは指定しておりません。
「自動設定」のままご利用いただくか、入力不要です。
PC/端末の「IPv6接続」が無効になっている
PC/端末の設定で「TCP/IPv6」が有効になっているかをご確認ください。
Windowsの設定確認方法は以下をご参照ください。
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Windows 11
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- スタートをクリックし、「設定」をクリック。
- 「ネットワークとインターネット」をクリック。
- 画面下にスクロールし、「ネットワークの詳細設定」をクリック。
- 画面下にスクロールし、「ネットワーク アダプター オプションの詳細」をクリック。
- 設定したい接続を右クリックし、「プロパティ」をクリック。
- リスト内の「インターネットプロトコル バージョン6(TCP/IPv6)」にチェックが入っていることを確認し、[プロパティ]をクリック。
- 「IPv6アドレスを自動的に取得する」「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」が有効であることを確認し、[OK]をクリック。
-
Windows 10
-
- スタートをクリックし、「設定」をクリック。
- 「ネットワークとインターネット」をクリック。
- 「イーサネット」をクリックし、「アダプターのオプションを変更する」をクリック。
- 設定したい接続をクリックし、「この接続の設定を変更する」をクリック。
- リスト内の「インターネットプロトコル バージョン6(TCP/IPv6)」にチェックが入っていることを確認し、[プロパティ]をクリック。
- 「IPv6アドレスを自動的に取得する」「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」が有効であることを確認し、[OK]をクリック。
速度が不安定な場合の対処方法
通信速度について
IPoE(IPv4 over IPv6)はベストエフォート型の接続方式です。
通信速度は、お客様宅内に設置する回線終端装置およびルーターから弊社設備までの間における技術規格上の最大値であり、お客様宅内での実使用速度を示すものではありません。
公平制御システムについて
BB.exciteのIPoE(IPv4 over IPv6)通信サービスでは、一時的なアクセス集中において帯域を利用者間で公平に使用できるようトラフィックを自動的に割り当てる「公平制御」を採用しておりますが、通信速度が著しく低下してしまう事象やご利用者ごとの通信速度差を緩和する機能であり、十分な通信速度・通信品質を保証するものではありません。
IPoE接続に問題がないにもかかわらず速度が不安定な場合は、以下をお試しいただくことで改善する可能性があります。
接続機器を再起動する
ルーターやONUの熱が本来の通信品質に影響を与えている可能性があります。
ルーターの側面等に触れて極端に熱い場合は、5分ほど電源を切り(場合によっては10分程度)放熱させてから再起動をお試しください。
LANケーブルを抜き差しする
接触不良が原因の場合はこれで解消することがあります。
あわせて宅内のLANケーブルの断線等もご確認ください。ケーブルの破損が確認できた場合は、家電量販店等でお求めください。
また、LANケーブルはカテゴリ6a以上のLAN環境を推奨しております。ご利用いただいているLANケーブルの規格をご確認ください。
ルーターの設置場所付近に電波を干渉するものがないか確認する
無線LANルーターの場合、付近に電子レンジやコードレス電話等の機器があると、機器使用時に通信に障害がおきる可能性があります。
その際は無線LANルーターの設置場所を変更してください。
障害の発生状況やメンテナンスが行われていないか確認する
突然接続できなくなった場合は、BB.exciteの障害が原因による接続不良の可能性があります。
障害・メンテナンス情報をご確認いただき該当事象があった場合は、解消までお待ちください。